うるし塗りの手入れのしかた

宗派によっては、勤行の際、必らず鈴や木魚などを要することもあるのでこれも必要な仏具の中に入ります。

いずれにしても仏壇、仏具、装飾品の種類や形は、各宗派によって微妙な差があるので、信用のおける仏具店で選んで貰うか、菩提寺の僧侶に相談するのがかしこい方法でしょう。

日常の手入は仏壇・仏具類は金箔やうるし塗りの部分が多いため、日常の手入れを怠たると、早く傷んで見苦しくなり、補修に出さなければなりません。

毎日、というのが無理ならば、せめて一週間に一度位は、ほこりを払い、乾いた布でかるく拭きます。

とくに手のふれやすい部分は、汚れがたまりやすいので入念にすることです。

うるし塗りは、汚れがたまると光沢を失ない、剥げる原因になります。

また、水分が附着するとそこから剥げますから、水気を残さないように。

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