まずはお見舞い(お祝い、お知らせ)まで
右、略儀ながら......
ご自愛(ご多幸)を祈ります というように書き、軽いことづけのニュアンスを伝えるものとして、「皆さまによろしく」という場合もあります。
結語は、結びのあいさつの最後につけるもので、拝啓には敬具、前略には草々というように対応して使います。
「あとづけ」は、日付、署名、あて名、わきつけを総称したもので、副文は、手紙の終わりなどに「追伸」と続けて、書き加えたいことを「申し忘れましたが......」などとして書き添えるものです。
これが手紙の定型となります。
どんな内容のものでも、これにしたがえば礼を失することはありません。
手紙がにが手という人でも比較的スラスラと筆が運びます。