認知障害

感覚器官において受容した外界からの情報を符号化して保持し、それを再構成していく情報処理の過程を総称して認知という。

認知障害とは、そうした過程において生じるイメージ化、記憶、推論、判断などに困難を示す状態のことをさしている。

その原因として、失認症と同様に大脳の特定領域の機能障害が想定されている。

精神遅滞児や身体障害児の多くは認知障害をもつことが多いので、認知過程のどこに障害があるのかを見きわめることが大切である。

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