苗木の選定

自分でさし木をして育てているときは、そのなかかち花柄など自分の好みにあったもので、根張りも平均して、幹も立ち上がりから上に次第に細く、枝も釣り合いのとれたものを選べばよいのです。

早く大きくしようと思って、苗木を購入するときは、20センチ以上伸びて、樹形の作りやすい形のもので、根の十分発達したものを選びます。

年数からすれば3~4年経過したもので、花の咲いている時期に、品種の間違いのないようよく確かめることが大切です。

それに、白地絞りなら、枝先きの花が白いものを選び、赤花の多いものを選ばないようにすると、絞りのよく出る苗を選んだことになり、苗木の植え込み花の咲いていないときに選ぶより間違いません。

また、葉や芽が赤味がかったものは、そういう品種ならよいのですが、緑色の品種なら、この赤葉の少ない苗がよいのです。

JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会