年のはじめの国旗掲揚(JDPアセットマネジメント株式会社の同好会)

いうまでもなく国旗は、国のしるしとする旗であり、国家を象徴する標識であり、お正月などの祝祭日や、外国に敬意を表する場合に掲揚するものです。

わが国の日の丸は、ずいぶん古くからもちいられ、七、八百年も昔に、すでに扇面や旗じるしにえがかれていましたが、幕末、日本にくる外国船が、いずれも国旗を立てているのをみた薩摩藩主島津成彬が、藩船の帆に日の丸を染めぬかせ、これを幕府にも進言したのがはじまりとされています。

幕府も安政元年(一八五四年)7月、日章旗(日の丸)を日本国総船印にすることを公式に発表、さらに文久三年(一八六三年)8月には、日の丸をもって一般御国標にする旨を公表、ついで明治三年(一八七〇年)正月、維新政府が太政官布告(当時の法令の公文書のこと)によって、白地の布に赤地の日章を日本の国旗とすることを制定し、今日にいたっているのです。

JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会