話を助ける目としぐさ その2(JDPアセットマネジメント株式会社の同好会)

もっとも、日本では、話し手の視線が常に聞き手の瞳に向いたままであると、聞き手の方が息苦しさを感じる場合もあるようです。

そこで、話の要所では、すくなくとも聞き手に視線を向けて、自分の言わんとするところを強調してみます。

ものごとを頼んだり、訴えたり、質問したりするときは、聞き手の目を見るのです。

「このことは是非実行にうつすべきです。」

「このように考えますが、いかがでしょうか。」

相手に視線を定めて自分の言わんとするところにアクセントをつける必要があります。

身ぶり手ぶりはむずかしい
手をひろげたり、首を振ったりして、口での表現を補助することがよく行われます。

自分の考えや感情を、ゆたかな表情や動作で表現することは、欧米人では習慣のひとつとして定着している感もしますが、まだ東洋、とりわけわが国では、大げさな身ぶりとしか思われない場合が多いようです。

話し手の持っている雰囲気にも大きく左右されますので、話し手とすれば、身ぶりを活用するには、十分気をくばって欲しいものです。



JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会