玄関での作法を紹介します

玄関に出たら、見送りに出た主婦、その他の家人にも、

「たいへん、ご馳走になりました。お式の日には、またゆっくり、お邪魔をさせていただきます。」

などと挨拶し、コートを受取って、靴ないし草履などをはきます。

コートや外套などは、昔は、門の外に出てから着るのが正しい作法とされていましたが、いまは、それほどにする必要はありません。

もし、家人がコートなどを掛け釘からはずして、

「どうぞ、お召しになって。・・・」と着せかけてくれたら、

「どうも恐縮です(あるいは、ありがとうございます)。」など謝辞を述べて、それを受けます。

また、自分でコートを取っても、「どうぞ、そこで、お召しになって。」とすすめられたら、

「では、失礼させていただきます。」と、遠慮なく、手を通してさしつかえありません。

ただし、帽子はもとより、ショールやマフラー、手袋などは、玄関を出てから、身につけるのが礼儀ですが、ほかに、荷物があったり、雨や雪の降っているときなどは、玄関内で身につけてかまいません。




JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会