料理はどのように取り分けるか

客がウェーターの差し出す銀皿から、自分の食皿へ料理を取り分けるには、銀皿に添えられたサーピス・スプーンを右手に、サーピス・フォークを左手に持ち、スプーンで料理をすくって、食皿に移します。

このとき左手のフォークは、右手のスプーンの上の料理が落ちないように軽く押さえるわけです。

なかには、右手のスプーンと左手のフォークで料理をはさんで食皿へ移す人がありますが、これは見た目にも下品なうえに、不安定で、落とすおそれがあります。

ウェーターに取り分けてくれるように頼むと、スープンとフォークを、ちょうど箸のように右の片手に持って手際よくはさんで取り分けてくれますが、これは、ウェーターは片手で銀皿を捧げていて、両手が使えないためで、客がそのまねをして片手で取り分けるのも正しくありません。

かならず、両手で取り分けるようにします。




JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会


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このページは、-が2019年1月15日 11:06に書いたブログ記事です。

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