2017年4月アーカイブ

◆転出入届け
一生の大事である結婚のためとはいえ、職場という公的な立場で迷惑を掛けたり、同僚の仕事に支障をきたすようなことがあってはいけませんから、早めに手配して、差し障りのないようにしておきます。

またプライベートな面では、新居への荷物送りの際に、自室の整理も同時にしておくといいでしょう。

古い手紙や不要な書類、ノートなどは処分して、あとに余分なものを残さないようにします。

"立つ鳥あとを濁さず"といいますが、公私ともに整理すべきものはきれいに整理し、自分だけでなく周囲の人も、すっきりした気分で挙式の日を迎えられるようにしておくことが望まれます。

◆荷物目録
荷物目録も持参した財産の覚え書きだから、差し出し人も受け取り人も不要というわけです。

ただし、現代的に簡略化した荷物送りも、地方によって、あるいはまた両家の考え方によって異なりますから、事前に打ち合わせて最善の方法をとるようにすべきでしょう。

なお、どんな荷物送りにせよ、挙式の一週間前にはすませておくようにします。

JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会
新しく購入した家具や、新婦の生家からの荷物が届き、すべてそろったところで両家が集まり、荷物目録の受け渡しをするという、現代版の荷物送りの風景も見られます。

荷物目録も正式には家族書と同様に、奉書紙を横にふたつ折りにして毛筆で書きますが、略式では、上質の便箋にペン書きして封筒におさめ、"荷物目録"と上書きする方法でもいいわけです。

記入する荷物も箪笥、三面鏡、冷蔵庫、洗濯機など大きなものだけにして、身まわり品や小さい調度類はほとんど省略されています。

荷物目録の差し出し人、受け取り人も、現代版では省略して、日付けだけ記入しておく場合が多いようです。

"嫁入り道具"は嫁が持参する自分の財産であって、婿方に贈るものではないという解釈です。

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