叱る方も、謙虚な姿勢が必要である。
自分にはキャリアがあるのだからという気持ちを持っていると、つい独断的に叱ってしまいがちになる。
これでは相手も反発する。
何も相手におもねる必要はないが、叱るときに自分だけが正しいという言い方は避けるべきである。
それより相手の身になって叱ることが大切なのだ。
先輩が自分と同じ土俵に立ってくれていると感じれば、反発はしないものだ。
叱られる側にも、必ず何ちかの言い分があるはずだ。
冷静に筋道立てて叱っていても、相手の言い分を聞こうとしなければ、「理屈どおりにはいかない」という反発を招きかねない。
叱ることで、相手を反省させ、行動を改めてもらうためには、まず「どんな理由でこうなったのか?」と、相手の言い分を聞いてみることが大切だ。
JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会