■市場占有率(マーケット・シェア)とは

特定の財・サービスの市場において、一つの企業の生産量・販売量が占める割合。

最大の市場占有率をもつ企業の占有率が小さければ、競争的市場であり、大きければ寡占市場となる。ある一社の市場占有率が100%であるのが独占市場である。

■非価格競争・価格競争とは

価格面での競争を価格競争という。

より安く生産し販売しようとする競争であり、生産の合理化、効率化、さらには技術革新を促す。

非価格競争とは価格以外の面での競争であり、広告・宣伝、品質、アフターサービスなどの面での競争である。寡占市場では、非価格競争がさかんになる傾向をもつ。


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一物一価の法則とは

完全競争市場では、ある時点で同一の財について一つの価格しか成立しないという法則。

風がないときの湖面の高さはみな同じになるように、競争が完全であれば価格の凹凸はならされて同一となっていく、と考えられる。

他より高ければ売れないので、価格は下がらざるを得ず、
また安ければ売れるから需要が増えて価格は上昇していく。

安いところで買い、高いところで売るという操作で利益が生じるから、
その売買がさかんとなり価格差は解消されていく。

逆に国内と海外の価格の差(内外価格差)があり、一物一価が成立していない場合は、海外との競争に何らかの制限があることが推測できる。


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果物の食べ方といっても、べつにむずかしい規則があるわけではありませんが、おおぜいの人と席をともにしているのですから、人に不快を与えぬよう、できるだけ、品よく食べるようにしましょう。

たとえば、なしやりんごなどは、まちがっても、まるかじりなどしないこと。

まず、縦に二つに切り、次に、そのうちのひとつをさらに半分(全体の四分の一)に切って、しんをとり、皮をむく。

それを皿の上に置いて、フォークで押さえながら、一口の大きさに切り、フォークに突きさしてロへ運ぶ。

こうして、最初の四分の一を食べ終わったら、次の四分の一を同じように皮をむいて食べるわけです。

また、バナナは、皮のまま、皿の上で、一口で食べられるくらいの大きさに切り、その一切れずつを皮をむきながら食べるようにします。

なお、果物を食べる前後には指さきをフィンガー・ボールで洗って、ナプキンで軽く拭きます。




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果物のマナーついて

アントルメに出た菓子の皿などがさげられると、こんどは、ウェーターによって、フィンガー・ボールと果物の皿が配られ、ついで果物が運ばれてきます。

フィンガー・ボールは、ふつう、果物皿の上にのせたまま、卓上に置かれますから、客は上のフィンガー・ボールを両手に持ち、果物皿の斜め左上部の空いたところに置きます。

そのとき、フィンガー・ボールの下に、紙製または布製のレースの下敷きがあったら、これはフィンガー・ボールの下敷きですから、その下敷きもボールといっしょに卓上へ移します。

果物は、季節の果物が何種類か盆に盛られてくる場合と、一種類の果物が盛られてくる場合とがありますが、客は、好みのものをとって果物皿の上に置き、デザート用のナイフとフォークを使って食べるわけです。




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■アントレの種類
アントレに属する料理は、

<ロティ>(ロースト・蒸し焼き)以外の肉料理で、材料は牛、羊、豚、鹿、いのしし、うさぎなどの獣肉、鶏、七面鳥、うずら、あひる、野鴨などの鳥肉を主体としたものです。

その調理法は、さまざまですが、おもなものはソテー(油いため)、ブレーゼ(蒸し煮)、プロシェット(串焼き)、スチュー(シチュー肉と野菜をとろ火で煮込んだもの)、ボイル(ゆでたもの)、グリエ(金網で焼いたもの)、パイ(小麦の練り物に包んで天火で焼いたもの)などです。

■アントレはどう食べるか
アントレとは、主にフランス料理のコースの中でオードブル、前菜という意味で使われる。

魚料理の次に出るのはアントレです。

アントレというのはフランス語で、本来は(入る)という意味ですが、〈宴がすすんで、これからいよいよ中心料理にはいる〉ということを表わすためにこのコースがアントレと呼ばれるようになったのだといいます。




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サラダの種類

サラドとは、いわゆるサラダのことです。

料理の数の少ない場合は、じゃがいも、にんじんなどを主に、いくぶん濃厚につくられますが、正餐の場合は、軽い野菜を主としたものが出されます。

おもな材料は、レタス、サラダ菜、セロリー、アスパラガス、きゅうりなどで、これらは生で用い、グリンピース、カリフラワー、にんじん、ビーツ(赤大根)などは、ゆでて使います。

それらの野菜を盛りあわせたコンビネーション・サラダのこともあり、一色のこともあります。

サラダは、さきにもしるしたように、ロティと同時に、もしくは、ロティのあとを追いかけるようにして出され、ロティといっしょに味うものとされています。




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ここで知っておかなければならないのはポタージュースープは、液体にはちがいないが、料理の一種であって、飲み物ではないということです。

日本は、スープをとることを、ふつう、「スープを飲む」といいますが、英語では、「イート(食べる)」といって、「ドリンク(飲む)」とはいいません。

したがって、スープーポタージュの給仕も、ほかの料理と同様、左側からします。

客への料理の出し方には、〈小皿盛り〉と〈持ち回り〉の二つの方法があります。

〈小皿盛り〉は、調理場あるいは配膳室で調理人が一人前ずつ盛りつけした皿を、ウェーターがひとりひとりの客の前に運んでゆく方法。

〈持ち回り〉とは、ひとりのウェーターが食皿をひとりひとりの客の前に配って歩き、そのあとから別のウェーターが十人前程度の料理を盛った銀皿を持って、客の左側からその料理をすすめてあるく方法です。

前者のような出し方は略式で、晩餐会などでは、すべて、後者の方法によって行なわれます。




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料理はどのように取り分けるか

客がウェーターの差し出す銀皿から、自分の食皿へ料理を取り分けるには、銀皿に添えられたサーピス・スプーンを右手に、サーピス・フォークを左手に持ち、スプーンで料理をすくって、食皿に移します。

このとき左手のフォークは、右手のスプーンの上の料理が落ちないように軽く押さえるわけです。

なかには、右手のスプーンと左手のフォークで料理をはさんで食皿へ移す人がありますが、これは見た目にも下品なうえに、不安定で、落とすおそれがあります。

ウェーターに取り分けてくれるように頼むと、スープンとフォークを、ちょうど箸のように右の片手に持って手際よくはさんで取り分けてくれますが、これは、ウェーターは片手で銀皿を捧げていて、両手が使えないためで、客がそのまねをして片手で取り分けるのも正しくありません。

かならず、両手で取り分けるようにします。




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ナプキンを膝の上におくとまもなく、ウェイターによって、料理が運ばれます。

日本料理の宴会では、ふつう、ある数の料理が一度に運ばれてきますが、西洋料理の晩餐会などでは、一定のコースーの順序によって、一品ずつ運ばれてきます。

晩餐(ディナー、正餐)はフル・コースの順序
正式には、フル・コースで行なわれますが、その順序は、次のようになっています。

オードブル(前菜)
ポタージュ(スープ)
ボワソン(魚料理)
ソルベ(氷酒)
アントレ(ロースト以外の肉料理)
サラダ(生菜料理)
アントルメ(菓子)
フルーツ(果物)
カフェ(コーヒー)
アントルメ以下が、いわゆる〈デザート・コース〉です。




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ナプキンを取りあげたらいったん広げて、三分の一ほど上を折り、折りめを手前にして膝の上におくか、二つ折りにして、やはり折りめを手前に、膝の上に置くかします。

もし、ナプキンが膝からずり落ちる心配があるときには、ベルトか帯の下にすこしはさんでもかまいません。

なかには、ナプキンを大きく広げて膝の上に置いたりチョッキのあいだにはさんで、だらりと胸にぶらさげる人もありますが、どちらも正しい作法ではありません。

ただし、小さい子どもがエプロン代わりにナプキンを胸いっぱいに広げてかけるのは、いっこうかまいませんし、近ごろ流行のバーベキューなどのように、目の前の鉄板などの上で肉を焼いて供するような席では、鉄板の上の肉の汁が飛び散ることもありますから、おとなでもナプキンをエプロン代わりに使ってさしつかえありません。

もっとも、そういう料理の場合は、ナプキンのほかにエプロンが出されることもあります。




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■贈り物の出し方
訪問先に送りものを持参する場合、贈り物は、デパートなどで、きれいな紙で包装してあるものでも、風呂敷か、ふくさに包んでおくのが礼儀です。

■座敷に通されたとき
贈り物を自分の左横に置きますが、以上のように、挨拶・祝詞を述ぺ終わったら、その風呂敷をといて、いったん、品物を自分の前に、自分のほうに向けておいてから、相手の方へ向きを変え、

「これは、ほんの心ばかりのもので(ございま)すが、お祝いのしるしにお納め願いとうございます。」

などと祝辞を述べて、先方の前へさし出します。

それに対して、相手が、「これは、ご丁重にありがとうございます。」

というふうに礼を述べて、おじぎ(敬礼または最敬礼)をしたら、こちらも同様におじぎを返し、正しく座った姿勢に戻ります。




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玄関での作法を紹介します

玄関に出たら、見送りに出た主婦、その他の家人にも、

「たいへん、ご馳走になりました。お式の日には、またゆっくり、お邪魔をさせていただきます。」

などと挨拶し、コートを受取って、靴ないし草履などをはきます。

コートや外套などは、昔は、門の外に出てから着るのが正しい作法とされていましたが、いまは、それほどにする必要はありません。

もし、家人がコートなどを掛け釘からはずして、

「どうぞ、お召しになって。・・・」と着せかけてくれたら、

「どうも恐縮です(あるいは、ありがとうございます)。」など謝辞を述べて、それを受けます。

また、自分でコートを取っても、「どうぞ、そこで、お召しになって。」とすすめられたら、

「では、失礼させていただきます。」と、遠慮なく、手を通してさしつかえありません。

ただし、帽子はもとより、ショールやマフラー、手袋などは、玄関を出てから、身につけるのが礼儀ですが、ほかに、荷物があったり、雨や雪の降っているときなどは、玄関内で身につけてかまいません。




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そのご功績は、枚挙にいとまもないほどでありますが、なかでも○○電機工業の○○工場の誘致に成功され、これまで、翁のおこされました○○○株式会社以外には、さしたる産業もなかったわが○○町に新しく工業都市としての発展の道をきりひらかれましたことは、翁のご功績として、永く町史にのこるものであります。


ために、町民は挙げて翁の徳をたたえ、昨年○月の町長選挙にも、老齢の故をもって引退を表明せられました翁に、たって立候補をお願いし、六たび町長の重職をお願いすることになったのでございます。


このような輝かしいご功績を考えてみますと、このたびの叙勲は、当然すぎるほど当然のこととも申さねばなりませんが、やはり、きわめて名誉なことで、郷党(同郷のなかま)のひとりとして、心からおめでとうございますと、お祝いを申しあげずにおられません。


○○翁には、すでに、今期かぎり、町長引退の決意を表明しておられますが、どうぞ、今後ともいっそうご自愛くださいまして、町の長老として、永く後進の指導にお尽くしくださいますよう、お願いいたしまして、わたくしのお祝辞といたします。





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各種の表彰や賞を受けた人を招いて行なわれる〈祝賀会〉では、まず、主催者の指名によって、参会者中の数人、たとえば、受賞者の恩師とか、先輩・同僚・友人・後輩などの代表が、こもごも立って〈祝辞〉を述べ、最後に、その席の主賓である受賞者が立って〈謝辞〉を述べるのが普通です。

それらの祝辞や謝辞にも一定の型がありますが、地方政治の功労者の〈叙勲を祝う会〉での祝辞と謝辞の例をあげてみましょう。



叙勲祝賀会での祝辞本日は、わが○○町長○○翁が勲×等に叙せられ、○○章を拝受せられましたお祝いの会でございまして、まことに慶賀にたえない次第でございます。

○○翁は、あらためてご紹介申しあげるまでもなく、当○○町大字○○の旧家の出でありまして、昭和×年、二十五歳のとき、父君が忘くなられましては、家業の○○業を継がれ、今日の○○○株式会社の基礎をきずかれたのでありますが、平成×××年、五十三歳のとき、余生を町政の刷新にささげたいと決意され、事業をご子息○○氏に譲られるとともに、○○町長選挙に立候補、みごと当選せられたのであります。

爾来、当選を重ねられること六回、実に二十有余年の長きにわたって、ひたすら町民の福利増進をはかり、教育の振興、産業の発達に力をつくして来られました。




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内容の明確化と複写やファイルの便宜のために、一件一文書とします。

すぐ分かるような見出しをつけます。

ワープロを利用し誰でも分かるようにします。

もし、手書きで文書を作成する場合には、下手な字でも丁寧に「楷書」で書き、数字は特に注意をして書きます。

1と7、3と8、5と6など間違えられることのないようにします。

また、途中で書きまちがいをしたら、全文を書き直します。

ビジネス文書は、ある程度共通の形式をもっています。

したがって、まず慣れるために、先例の文書をよく見習うことが必要です。



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文章作成のポイント その2

誤解や不信を感じさせることなく、内容の真意を理解させることが大切です。

(1)正確で、簡潔で、分かりやすく書く
・何を書くのか、どのように書くのか、いきなり書き出さずにまず考えてみます
・主語と述語の関係は、明確にします
・修飾語はできるだけ少なく、結論ははっきりと書き、一つの文章は四〇字から一〇〇字程度におさめます
・常用漢字、現代かなづかいを用います
・誤字、脱字を防ぎ、辞書をよく利用してチェックします

(2)ビジネスライクであること
ビジネス文書は、私的な手紙ではありません。

自分の真情を筆で訴えるといった性格のものではないのです。

あくまでも、事務的に、仕事についての情報伝達の一つの方法にすぎません。

しかし、礼を失してはならないことは言うまでもありません。



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主人は、応接間などの洋間にはいるときは、コツコツと軽くノックして、ドアをひらき、なかにはいったら、下座に立ちどまって、

「どうもお待たせいたしました。」と一礼して、「どうぞ、あちらへ・・・。」と、上座をすすめ、

日本間の場合は、はいったら、下座に正座して、同様に挨拶して、上座をすすめます。

このとき客は、たいてい、下座に立ったまま、あるいは座ったままで、

「お忙しいところをお邪魔いたしまして・・・。」などと挨拶し、結婚祝いで訪ねてきたときは、祝詞を述べて、お祝いの贈り物をさし出しますから、

「(これは、どうも)ご丁寧に、ありがとうございます。」などと礼を述べ、 

「さあ、どうぞ、こちらへ。・・・」と、重ねて、上座をすすめます。

客が後輩や目下の人で、「勝手でございますが、こちらで失礼いたします。」などといって、下座から動こうとしない場合は、むりじいしないようにしますが、そのようなときも、主人は、最上座につくのを避け、次座か、三座につくようにします。






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文章作成のポイント その1

ビジネス文書には、会社の内部に向かっての社内文書と、会社取引先などに出す社外文書の二種類があります。

若い社員の中には、格式ばった手紙などを書いた経験がすくないためか、文章を作成することが苦手の人がいるようです。

そこで、日常会話と比較して、どこが違うのかを検討して、文章作成の基本を知ることにします。

会話の場合では、一方通行ではありません。

連続した対話の流れのなかで、訂正したり、繰り返したり、意味を確認し合ったりすることができます。

一方、文書は作成者と読む人との間に交流がなく、一方的な意思表示です。

文章には、作成者の文章にこめられた目的や思惑について、まったく知らなかった人々に対し、一読すれば通じ合うような内容が必要です。



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もっとも、日本では、話し手の視線が常に聞き手の瞳に向いたままであると、聞き手の方が息苦しさを感じる場合もあるようです。

そこで、話の要所では、すくなくとも聞き手に視線を向けて、自分の言わんとするところを強調してみます。

ものごとを頼んだり、訴えたり、質問したりするときは、聞き手の目を見るのです。

「このことは是非実行にうつすべきです。」

「このように考えますが、いかがでしょうか。」

相手に視線を定めて自分の言わんとするところにアクセントをつける必要があります。

身ぶり手ぶりはむずかしい
手をひろげたり、首を振ったりして、口での表現を補助することがよく行われます。

自分の考えや感情を、ゆたかな表情や動作で表現することは、欧米人では習慣のひとつとして定着している感もしますが、まだ東洋、とりわけわが国では、大げさな身ぶりとしか思われない場合が多いようです。

話し手の持っている雰囲気にも大きく左右されますので、話し手とすれば、身ぶりを活用するには、十分気をくばって欲しいものです。



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話を助ける目としぐさ その1

話をするときは、口だけが動いて相手にその内容を伝えているのではありません。

相手は、耳と同時に目を開いて話し手の表情や動作を見ているのです。

ですから、いくら話し方が上手であっても、話し手の姿勢が悪かったり、体のあちこちに手がいったり、視線が定まらない様子であると、落ちつきのない人と受け取られ、話の内容にも説得力がなくなってくるものです。

正しい姿勢をして、どっしりと落ちついた態度のもとで話をしてみましょう。

視線のありかた
視線には、注意視線と表現視線の二種類があるといわれています。

注意視線とは、事物を見る性質のものをいい、表現視線とは、目で自分の意思や感情を伝える視線をいいます。

この表現視線は、話の内容を支える大きな柱となります。

通常の場合には、話の内容の喜怒哀楽は、そのまま目の喜怒哀楽の表情につながっているものです。

そして、聞くときも同様ですが、話すときは、まっすぐ聞き手の瞳に視線を向けることが基本とされています。

常にキョロキョロと視線が定まらなかったり、一向に聞き手の方に目を向けることがない場合には、話の力が半減してしまいます。



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・紹介状の差し出し方
紹介状を持参する場合でも、突然に訪問せず、必ずアポイントをとってから訪れるべきです。

その際は紹介状のあることを伝えておきます。

訪問先で、受付や応対に出た人から「紹介状はございますか」と尋ねられたりしたときは、紹介状を手渡しますが、最初に面談の約束をとってあることを中心に話すべきです。

必要に応じて、「○○さんの御紹介を受けた者です。」と名乗ります。

紹介先の人と会うときは、自分と紹介者との関係などを含め、紹介状をいただいた経緯をはっきりと話します。

・差し出した後の心掛け
紹介状を利用した場合でも、これは、たんなるアプローチの一方法に過ぎないと考え、これだけに依存することなく、全力をあげて努力をつくします。

先方との面談終了後に、その様子を必ず紹介者に報告するとともに、感謝の心を表明します。



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紹介状の利用 その1

●紹介状の利用は全能ではない

紹介状はいろいろな効用があります。

これを営業関係で考えてみましょう。

・紹介者の力による見込客の発見・購買決定権者への面会のパスポート
・商談締結の寸前のあと一押し
・まったく未知の領域でのコネクションづくり

しかし、次のような問題点も生じます。

・紹介の内容と紹介者の力関係だけで判断されてしまう
・商談が締結しても、現場担当者の反感を買って後に支障が生じる
・紹介者に対する義理だけが通用し、本来の販売の実力が発揮しにくい
・他人に対する依頼心のみ強くなり、自己啓発が行われない

営業以外の場合でも同様の傾向があるものです。

したがって、紹介状を利用する場合には、それだけに頼りきらず、自分も十分に努力してことにあたるべきです。



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●紹介状の作成は先方の迷惑にならないように留意する

・正式な紹介状
正式な紹介状は、手紙形式で作成します。

文書で先方に対して、先方が見知らぬ人を紹介するのですから、より慎重になされるべきです。

あまりよく知らないのに、軽い動機で紹介状をつくり、あとで先方に迷惑をかける結果となれば、紹介状作成者の社会的信用は失われます。

そこで、紹介状には次の事項を書きます。

・紹介する人の氏名、年令、勤務先、役職
・紹介状作成者である自分との関係
・紹介する理由と目的
・紹介する責任の範囲と限度など

こうした記載事項は、むしろ厳格に書くと、紹介状としての効用が薄まり、逆に、賞賛第一だと、あとで責任を求められたりする傾向がありましょう。

正直に素直に事実関係を中心に書き記した方が、信用を得る結果が多いものです。

紹介状を書いた後に、先方へあらかじめ電話でその概略を説明しておきます。

先方としても、突然紹介状を貰うと迷惑に思う場合もあるからです。

・名刺による紹介
簡易に紹介する方法として、自分の名刺を用いて紹介する場合があります。

略式ですので、自分の目上の人を紹介する場合には、用いません。

名刺紹介は、自分の名刺の右肩に紹介したい人の氏名や用件などを書き込み、左肩には先方の肩書や氏名、日付を書き込みます。

そして自分の氏名の下に捺印します。

なお、名刺の裏には通常は書かないものです。



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紹介のマナー その2

●口頭での紹介は順序に注意する(続き)

前回、「原則は、年令や地位の関係で、目下の者を目上の人に先に紹介し、その後に目上の人を目下の人に紹介すること」としましたが、次の例外があります。

自社の人を取引先に紹介する場合は、紹介者にとっては、自社の人は身内であり、取引先は常に目上であり上位者ですので、先に、自社の人を取引先に紹介します。

たとえ、自社の上司を紹介する場合でも、

「○○さん、私どもの会社の営業部長の○○でございます。

部長、こちらがいつもお世話になっている○○社の○○さんです。」

と、先方に敬意を表して引き合わせます。

取引先に、複数の自社の人を紹介する場合には、地位の高い者から先に、地位に差がないときは、年長者から先に紹介します。

得意先同士を紹介する場合には、原則に戻って、社会的に知名度の低い方を先に紹介するという考え方もありますが、いちがいには言えないと思います。

紹介者にとって、より親しく身近に感じる人を先に紹介する場合が多いと思われます。

自分の家族を会社の人に紹介する場合には、自分の家族の方をさきに紹介します。



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●紹介は責任がともなう紹介とは、知らない人間同士を、間に入って引き合わせることをいいます。

ビジネス上での紹介には、自社内の関係者を取引先に引き合わせること以外に、個人的に知っている人を取引させたいために取り次ぐなど、いろいろな動機から行われています。

しかし、万一、紹介先に後日になって迷惑をかけ、責任を問われる場合もあるので、形式的な紹介でないかぎりは、慎重に行うべきです。

●口頭での紹介は順序に注意する
・紹介のしかた
直接に自分が口頭で紹介する場合には、「ご紹介申し上げます。」。
このようにまず前置きをした後に、社名、役職名、氏名と、紹介者である自分との関係、そして、紹介を受ける先方に知ってもらいたい事実を述べ、それから先方の会社名、役職名、氏名を紹介します。

・紹介の順序
どちらを先に紹介するかについては、ルールがあります。

原則は、年令や地位の関係で、目下の者を目上の人に先に紹介し、その後に目上の人を目下の人に紹介することです。

次回に続きます。




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よく考えて冷静に対応する

会社勤めでの大切なポイント、最後は、

(7)断っても強引に押しつけられたら条件をつける

仕事の期限に間に合いそうもないとか、自分の担当外の任務であったりして、上役に命令の実施を断っても、上役は強引に押しつけてくる場合があります。

「無理なことは百も承知している。

でも君以外の人では考えられないのだ。

まげて承知して欲しい」

こんな口説きに感激して無条件で引き受け、あとになって不可能だと断ることは、相手に迷惑をかけることになります。

人生意気に感じることも大切だと、いったん引き受けた以上は絶対にやり遂げるべきです。

そうでない予想があるときは、自分で可能な範囲の条件をつけておくべきです。



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直属の上役以外から命令された場合には直属の上役に知らせなくてはいけないことは、前回お伝えしました。
直属の上司より上の立場の方から命令を受けることもあります。

こうした状況では、原則的には、自分の職務権限からみて、引き受けるかどうかを自分なりに判断し、必ず直属の上役に報告して、その指示をまつのが妥当でしょう。

なぜなら、直属の上司は、本人の仕事の結果について監督責任を負担しているからです。

しかし、少人数の組織体などでは、このようなことがしばしば起こるものです。

その場で自分なりの判断で断ったり、事前に直属の上役に連絡して判断を受けるゆとりもないでしょう。

先輩に会社の習慣・癖などをよく聞いて、臨機応変に対処すべきです。

もっとも、事前に、場合によっては事後でも、必ず直属の上司に伝えておくことは必要だと思います。



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意思表明をすることも大事

引き続き、会社勤めでの大切なポイントをお伝えします。

(5)安うけ合いはしない

命じられた仕事の内容によっては、自分の能力や、すでに進行中の仕事との兼ね合いなどで、命令を引き受けられない場合もあります。

能力的に、あるいは時間的にムリだと思われるときは、その旨をハッキリと表明すべきです。

一番いけないことは、うっかり引き受け、その後になって断ることです。

(6)直属の上役以外から命令された場合には直属の上役に知らせる

本来の組織からみると、自分の直属の上役は、ただ一人だけです。

通常はその上役から指示が出るものです。

しかし、場合によっては、その上役の上役や、隣の職場の上役から命令を受けることもあります。

このつづきは、次回ご説明します。



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(2)仕事の途中で呼ばれたら、それでも返事をして分かった確認をします。

すぐに席を立てない理由をいって待ってもらいます。

(3)上役の言葉を最後まで聞く

上役の命令は、決して途中で口出ししてはいけません。

もし疑問や不明な箇所がある場合は、上役の話がひととおり終わったところで質問します。

また、要所のポイントのところでは相づちを打って、聞いていることを証明します。

メモ用紙には、命令の要旨を書き記します。

話の内容のチェックポイントは、5W1Hです。

数字や人名は特に注意します。

(4)要点は復唱する

上役の命令の内容で、何をしてほしいかの要点を復唱し、引き受けたことをはっきりと述べます。

その場合、上役の述べた言葉でなく、自分の言葉に直して復唱すると、誤解を防ぐことにもなります。



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会社勤めにおいて大切なことは、上役の命令を正確に理解することです。

命令は仕事をはじめる動機づけですから、仕事の指図を間違って理解したならば、大変なことになります。

そこで正確に命令の内容を知り、そのことを命令した上役に知らせることが必要です。

上役の期待にこたえ、自分の能力の範囲内でやりとげる態度を表明するように努めるべきです。

(1)呼ばれたら明るく返事をしてメモを持って上役のところに行く

「はい」という返事は、小学生までは、親や先生から注意を受けてよく行われていたものですが、その後は体育会系のクラブの場合を除いてあまり習慣化されていません。

呼ばれて返事をすることは、自分が協力しているという意思表示です。

返事をしなくても行動で示せばよいと思うかも知れませんが、活気があって、モラール(職場での働く意欲)の高い協力関係を示すためには、明るい「ハイ」の返事が必要です。

「ハイ」は重ねてはいけません。

おどけた表現になってしまいます。

メモは聞き違いを防ぐためです。

筆記用具も持って行きます。



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