一般には、先に結納品を届けられた女性側で用意した祝い膳で使者をもてなします。
酒、鯛、数の子などめでたい酒肴に、赤飯を添えて供するのが慣例です。
最近ではあまりこれにこだわらず、ふつうの料理でもてなしても差し支えありません。
男性側でも女性側からの結納が届いた時には、同じ程度の酒肴でもてなします。
使者はその日のうちに、もう一度男性宅へ行き、さらにまた女性宅へという忙しさですから、最初は茶菓にし、男性宅で祝い膳、あとでもう一度女性宅を訪れた時に酒肴を供するというようにしても良いでしょう。
場合によっては、酒肴料として現金を包み、お膳にかえることもあります。
いずれにしても両家で事前によく打ち合わせ、金額的に全体で同じようになるように準備しておきます。
使者を乗せて来た車の運転手などがいる場合は、御祝儀を袋に入れて渡します。
これも、両家同額にするといいでしょう。
JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会