2015年12月アーカイブ

栄養調査

狭義には食物摂取状況調査を指し、広義には栄養状態を把握するための体位・体力・生化学的・生理学的調査を併せて栄養調査という。

食物摂取状況調査には、秤量法、家計簿法、思い出し法、材料買上げ法などがある。

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ある食物を嫌ったり、特定の食品のみを極端に好むことをいうが、小児の発達段階の一現象とみなす説もある。

「食わず嫌い」など未経験のものを嫌うこともあるが、これまでの不快な経験が誘因となって偏食が発生することが多い。

発達につれて、「好き嫌い」が表現できるようになり、しだいにはっきりとした偏食としてあらわれてくることが多い。

偏食には、栄養学上不可欠なものをすべて嫌うこともあるが、多くの場合、その代替食品があったり、調理法の変更によって食べることができる場合である。

また、神経質な小児では、過去の経験が原因となり、無理強いはかえって偏食を増長させることが多い。

保育の現場でも、偏食の矯正が給食の目的としているところが多いが、強制した食事は、偏食の矯正には不利なことが多い。

むしろ、食事の雰囲気を楽しくしたり、盛りつけまでも配慮することが大切である。

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食欲不振

食事を与えるものが期待しているだけの量を摂取しない時に、食欲不振とみなされる。

急性または慢性疾患が原因となることもあるが、心理的要因による場合の方が多い。

また、先天的に「食の細い」場合もある。

いずれにしても、食欲を無視した食事がもっともよくないことはいうまでもない。

保育の現場でも、この点には十分に注意を払う必要があろう。

とくに、神経質な幼児では、ささいな事象が原因となり得ることを認識しておきたい。

無理に食べさせることより、食欲が出るような保育を工夫することが優先されるべきであろう。

また、食事の雰囲気を楽しいものにするような工夫にも留意すべきであろう。

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「子どもたちの福祉・教育のため」という共通のその他に優先される目標を結節点としてつくられていくものである。

これには、没個性で和を保つような浅い親しさの結びつきではなく、専門的力量を発揮する具体的な協力が必須不可欠である。

この協力を支える主要なものは、保育実践にかかわる日常の研修活動であり職場集団の形成にかかわる日常の生活であろう。

研修については、相互教育・相互学習の体制、そのためのコミュニケーションの工夫が大事である。

たとえば、保育経験の差を論議の形式や内容に生かしながら、全員の出番を保障した集団参加を進め、対立意見・少数意見を尊重した個性的実践が保障されるよう配慮する。

インフォーマルな生活における人間関係については、あたたかい相互支援の社会的風土を育成していくことである。

この全人格的な人間関係が保育実践上のチームワークを深めていく、と期待される。

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