「子どもたちの福祉・教育のため」という共通のその他に優先される目標を結節点としてつくられていくものである。
これには、没個性で和を保つような浅い親しさの結びつきではなく、専門的力量を発揮する具体的な協力が必須不可欠である。
この協力を支える主要なものは、保育実践にかかわる日常の研修活動であり職場集団の形成にかかわる日常の生活であろう。
研修については、相互教育・相互学習の体制、そのためのコミュニケーションの工夫が大事である。
たとえば、保育経験の差を論議の形式や内容に生かしながら、全員の出番を保障した集団参加を進め、対立意見・少数意見を尊重した個性的実践が保障されるよう配慮する。
インフォーマルな生活における人間関係については、あたたかい相互支援の社会的風土を育成していくことである。
この全人格的な人間関係が保育実践上のチームワークを深めていく、と期待される。
JDPアセットマネジメント株式会社