2016年4月アーカイブ

首都機能移転と省庁再編

過密都市・東京への一極集中の弊害を解決する狙いから、昭和50年代から新首都建設計画が取りざたされてきた。

1992年には国会等の移転に関する法律が施行。

首相の諮問機関である国会等移転審議会は99年秋に北東(宮城、福島、栃木、茨城)、東海(岐阜、愛知、静岡)、三重・畿央(三重、滋賀、京都、奈良)の3候補地から最適地を選ぶ予定だ。

しかし、国の財政難に加え、東京都の石原知事が首都移転に「絶対反対」を唱えるなど先行きは予断を許さない状況だ。

省庁再編は、迅速で総合的な政策実施をねらって、内閣を上位に置く一方、各省庁を統合して政府組織を簡素化する動き。

1府21省庁の現体制を、2001年から1府12省庁にスリム化する。

首相の指揮する内閣府を新設して政策立案機能を強化する半面で、総務省(郵政省、総務庁など)、環境省(昇格)、厚生労働省(厚生省、労働省)、国土交通省(建設省、運輸省)、文部科学省(文部省、科学技術庁)など(カッコ内は統合される現組識)に集約。

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15-49歳の女性の年齢別出生率を合計したもの。

2人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとした時の子ども数に相当する。

人口水準を保つには2.08以上が必要とされる。

日本では1970年代以降低下し、98年に1.38と過去最低を記録した。

県別では東京都の1.05が最低。

主因は晩婚化が進み、20代後半女性の出産が減少したこと。

このまま回復しなければ、総人口は50年後に現在の約7割に減るという推計もある。

財政投融資(財投)改革懸 財投改革の柱は(1)郵便貯金、公的年金という財投原資を全額自主運用にする(2)公団・公社などの財投機関が債券を発行し市場から資金調達するの2つ。

大蔵省の資金運用部を通じて、潤沢な資金が自動的に財投機関に貸し出される仕組みを改め、市場からの評価・選別を受けることで財投の効率性を高めるのが狙いだ。

しかし、当面は大蔵省が財投債発行で資金調達し財投機関に供給する仕組みになりそうで、効率化を疑問視する向きもある。

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のびやかな健康づくり

企画の数と同じ数だけ、立案の動機がある。

なにしろ、企画というものは、すべて、数多くの複雑な要素によって構成されており、しかも、全体がひとつのイメージにまとめられて、構想ができていく。

性質の相反するような要素とか、まったく相関のないような要素でも、それらを組み合わせることによって、筋を通した構想をつくることができるのである。

では、実際に、フィールドアスレチックの場合はどうであったか。

具体的に、企画の構想づくりは、どのような考え方で進められたか。

その大要を見てみよう。

フィールドアスレチックは、狭苦しい生活環境にあえいでいる現代人に、のびのびとした野外行動を体験させて、心身の健康増進を図ろうとするものであった。

しかも、一般の体育のように、こうすれば体力がつくとか、こうやれば健康になるといった理屈責めを一切やめ、結果として、知らず知らずのうちに、心と体の、のびやかな健康づくりをすることが狙いでもある。

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