結納式

■仲人宅で行なう結納式
和室の場合は上座(床の間の前)に男性と女性が向き合って座り、本人の隣に父親、母親の順に着席します。

もてなす側の仲人は、一番下座につきます。

仲人のあいさつの後、男性側から「本日はお約束のしるしに結納を持参しました。

○○様におとりつぎをお願いいたします」と、結納品を仲人に差し出します。

仲人は「本日はお日柄もよく、おめでとうございます」とあいさつして結納品を受け取り、床の間に飾ります。

続いて女性側も同様に受け取り、床の間に並べます。

■仲人への謝礼
結納が無事終わったら、一両日中に両家の代表が仲人宅へお礼に出向きます。

謝礼は、結納金のほぼ一~二割、水引きは白赤、金銀の結び切り。

これに菓子折りなどを添えて感謝の気持ちをこめて渡します。

■仲人を立てない結納
恋愛結婚の場合、仲人は挙式のときだけにお願いして、結納は本人と両親だけで済ませるケースも増えています。

これはもっとも簡略化した結納ですが、両家が納得すれば非常に合理的なことですし、おかしなことではありません。

また、男性が一人で女性宅へうかがう場合もあります。

この場合は、男性が仲人と父親の両役をはたすものです。

結納飾りの交換をはぶくときは、結納金か婚約記念品を婚約のしるしとして贈り、婚約を祝います。

形式的ではありませんが、挙式の予定などを率直に話し合えてよいものです。

JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会