2018年4月アーカイブ

もっとも、日本では、話し手の視線が常に聞き手の瞳に向いたままであると、聞き手の方が息苦しさを感じる場合もあるようです。

そこで、話の要所では、すくなくとも聞き手に視線を向けて、自分の言わんとするところを強調してみます。

ものごとを頼んだり、訴えたり、質問したりするときは、聞き手の目を見るのです。

「このことは是非実行にうつすべきです。」

「このように考えますが、いかがでしょうか。」

相手に視線を定めて自分の言わんとするところにアクセントをつける必要があります。

身ぶり手ぶりはむずかしい
手をひろげたり、首を振ったりして、口での表現を補助することがよく行われます。

自分の考えや感情を、ゆたかな表情や動作で表現することは、欧米人では習慣のひとつとして定着している感もしますが、まだ東洋、とりわけわが国では、大げさな身ぶりとしか思われない場合が多いようです。

話し手の持っている雰囲気にも大きく左右されますので、話し手とすれば、身ぶりを活用するには、十分気をくばって欲しいものです。



JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会  

話を助ける目としぐさ その1

話をするときは、口だけが動いて相手にその内容を伝えているのではありません。

相手は、耳と同時に目を開いて話し手の表情や動作を見ているのです。

ですから、いくら話し方が上手であっても、話し手の姿勢が悪かったり、体のあちこちに手がいったり、視線が定まらない様子であると、落ちつきのない人と受け取られ、話の内容にも説得力がなくなってくるものです。

正しい姿勢をして、どっしりと落ちついた態度のもとで話をしてみましょう。

視線のありかた
視線には、注意視線と表現視線の二種類があるといわれています。

注意視線とは、事物を見る性質のものをいい、表現視線とは、目で自分の意思や感情を伝える視線をいいます。

この表現視線は、話の内容を支える大きな柱となります。

通常の場合には、話の内容の喜怒哀楽は、そのまま目の喜怒哀楽の表情につながっているものです。

そして、聞くときも同様ですが、話すときは、まっすぐ聞き手の瞳に視線を向けることが基本とされています。

常にキョロキョロと視線が定まらなかったり、一向に聞き手の方に目を向けることがない場合には、話の力が半減してしまいます。



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・紹介状の差し出し方
紹介状を持参する場合でも、突然に訪問せず、必ずアポイントをとってから訪れるべきです。

その際は紹介状のあることを伝えておきます。

訪問先で、受付や応対に出た人から「紹介状はございますか」と尋ねられたりしたときは、紹介状を手渡しますが、最初に面談の約束をとってあることを中心に話すべきです。

必要に応じて、「○○さんの御紹介を受けた者です。」と名乗ります。

紹介先の人と会うときは、自分と紹介者との関係などを含め、紹介状をいただいた経緯をはっきりと話します。

・差し出した後の心掛け
紹介状を利用した場合でも、これは、たんなるアプローチの一方法に過ぎないと考え、これだけに依存することなく、全力をあげて努力をつくします。

先方との面談終了後に、その様子を必ず紹介者に報告するとともに、感謝の心を表明します。



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