2018年5月アーカイブ

主人は、応接間などの洋間にはいるときは、コツコツと軽くノックして、ドアをひらき、なかにはいったら、下座に立ちどまって、

「どうもお待たせいたしました。」と一礼して、「どうぞ、あちらへ・・・。」と、上座をすすめ、

日本間の場合は、はいったら、下座に正座して、同様に挨拶して、上座をすすめます。

このとき客は、たいてい、下座に立ったまま、あるいは座ったままで、

「お忙しいところをお邪魔いたしまして・・・。」などと挨拶し、結婚祝いで訪ねてきたときは、祝詞を述べて、お祝いの贈り物をさし出しますから、

「(これは、どうも)ご丁寧に、ありがとうございます。」などと礼を述べ、 

「さあ、どうぞ、こちらへ。・・・」と、重ねて、上座をすすめます。

客が後輩や目下の人で、「勝手でございますが、こちらで失礼いたします。」などといって、下座から動こうとしない場合は、むりじいしないようにしますが、そのようなときも、主人は、最上座につくのを避け、次座か、三座につくようにします。






JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会

文章作成のポイント その1

ビジネス文書には、会社の内部に向かっての社内文書と、会社取引先などに出す社外文書の二種類があります。

若い社員の中には、格式ばった手紙などを書いた経験がすくないためか、文章を作成することが苦手の人がいるようです。

そこで、日常会話と比較して、どこが違うのかを検討して、文章作成の基本を知ることにします。

会話の場合では、一方通行ではありません。

連続した対話の流れのなかで、訂正したり、繰り返したり、意味を確認し合ったりすることができます。

一方、文書は作成者と読む人との間に交流がなく、一方的な意思表示です。

文章には、作成者の文章にこめられた目的や思惑について、まったく知らなかった人々に対し、一読すれば通じ合うような内容が必要です。



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